社会人に必要なスキルとは?20代、30代の社会人が活躍するために身につけたいスキルを解説

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社会人に必要なスキルとは?20代、30代の社会人が活躍するために身につけたいスキルを解説
フルタ
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社会で活躍したい!スキルを身につけて成功したい!
という方に向けて解説します!

社会人に必要なスキルは?と聞かれてすぐに答えられますか?
私自身、これまでも社会で活躍するためにどんな力が必要なのかの答えが分からずとても苦労しました。
そこで、20代、30代の社会人が活躍するために必要なビジネススキルについてお伝えします!

ビジネススキルとは?

もっと仕事ができるようになりたい!
会社で出世がしたい!
副業などで収入を上げたい!

あなたはそう思ったことはありませんか?

ではどうすればいいのか?

最近では「自分の市場価値を上げる」、「スキルを身につける」といった言葉をよく目にするようになりました。

とにかくスキルを身につけて市場価値を上げれば出世したり収入を増やしたりできそうだということはわかります。
では、市場価値やスキルというのは一体何なんでしょうか?

一般的に社会で必要なスキルはビジネススキルと呼ばれます。

ビジネススキルというのは、
アメリカの経営学者でハーバード大学の教授でもあるロバート・カッツの提唱したカッツ理論によると、大きく3つのスキルで構成されています。

テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、業務遂行能力や業務知識と呼ばれるものです。
担当業務に必要な知識や技術と言えばわかりやすいかもしれません。

例えば、PC操作能力や営業職の営業能力、エンジニアのプログラミングや語学力、
経理担当者の経理の能力などがこれにあたります。

ヒューマンスキル

ヒューマンスキルとは、対人間関係能力、つまり円滑な対人関係を築きながら
業務を遂行するための能力のことを言います。

いわゆるコミュ力などがこれに当てはまります。
他には、交渉力やプレゼンテーション能力、ヒヤリング力などが該当します。

コンセプチュアルスキル

コンセプチュアルスキルとは、概念化能力といい、複雑な事柄を整理して表現したり
物事を抽象化して本質を見極める能力のことをいいます。

ロジカルシンキング(論理的思考)やクリティカルシンキング(批判的思考)、
洞察力や知的好奇心などがこれに該当します。

上記は一例にはなりますが、
これらのスキルを総称してビジネススキルと呼ばれています。

社会人基礎力ってご存知ですか?

ビジネススキルが何なのか、その全体像はなんとなく見えてきました。
しかし、自分が持っているなと思えるスキルはどれほどあったでしょうか?

正直、私は初めてこれを見たときに、
自分が持っているなと言えるスキルがほぼなくとても落ち込みました。

ヒューマンスキルと言われても人見知りで人とすぐに仲良くなるのが苦手だし、
コンセプチュアルスキルと言われても、論理的に考えているようで意外と論理が破綻していることもあったり、、

全然活躍するスキルを持っていないじゃないかとかなり悩みました。

けど、海外の学者の言っていることだからあくまでも理論であって実際はそんなことはないんじゃないか?ということであまり深く考えるのを止めてしまいました。

そんな時に経済産業省が社会人基礎力というものを発表していることを知りました。

社会人基礎力というのは「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎力」として、3つの能力と12の能力要素で構成されるものです。

3つの能力と12の能力要素を見てみると、

考え抜く力(シンキング)

課題発見力:
考え抜く力、問題発見能力、システムとして物事を考える力、ソーシャルとビジネスを融合する力、見えないものが見える力

計画力:
高い倫理観を持ち正しい選択をする力、詰める力、金融的投資能力、未来を予想する力

創造力:
抽象思考力、価値判断力

チームで働く力(チームワーク)

発信力:
傾聴力:
協業力、ネットワーキング行動、多様な人たちとの繋がり、パートナー力、相手との壁を越えて多様性を活かす対話力、人間関係資本、
関係構築能力、異文化集団に飛び込み(混沌、未知、異文化を受け入れ)信頼を勝ち得る(周囲を巻き込む)力

柔軟性:
変化に前向きに対処する力、

情況把握力:
感情を学ぶ、EQ(Emotional Intelligence Quotient)、情緒的資本

規律性:
シチズンシップ、高い倫理観を持ち正しい選択をする力

ストレスコントロール力:
Work As Life

前に踏み出す力(アクション)

主体性:
変化に前向きに対処する力、範囲を限定せずに主体的に動く力

働きかけ力:
協業力、ネットワーキング行動、多様な人たちとの繋がり、パートナー力、相手との壁を越えて多様性を活かす対話力、人間関係資本、
関係構築能力、異文化集団に飛び込み(混沌、未知、異文化を受け入れ)信頼を勝ち得る(周囲を巻き込む)力

実行力:
詰める力、やり切る力、組織に隷属せず高い志を持ちピンで立てる力、チャレンジする力


これを読んで愕然としました。
なぜなら、カッツ理論と同じことを言っているからです。

つまり、社会で活躍するために必要なスキルというのは世界共通なんだということに気づきました。

そこからは、社会で活躍するために必要な力をつけるためにどうすればいいのかを考えました。


その時に思ったのは、社会人に求められている能力というのは少し幅が広いなということです。

営業職の人もいれば企画職の人、経理職の人もいます。
最近であればエンジニアの人も多くいます。

業種や職種が違えば求められるものが同じというわけはなく、
それぞれの仕事で必要なことは異なってくるだろうということです。

それと同時に、どんな仕事をしていても共通して必要になるスキルというのも存在するだろうとも思いました。

何も持っていない自分は、まずはどんな仕事をしていても共通して必要になるスキルを身につけようと思いました。

そこで、私が優先的に学習したビジネススキルを20代、30代で身につけたいスキルランキングというかたちでお教えします。

20代、30代で身につけたいスキルランキング

20代、30代では会社はもちろん、社会からも求められる能力は異なります。
20代は基礎力、30代は応用力というイメージです。

まずは20代で必ず身につけたいスキルを解説します。

20代で必ず身につけたいスキルランキング
  1. 論理思考力
  2. 定量分析力
  3. 交渉力(コミュニケーションスキル)
  4. アカウンティングスキル
  5. 資料作成力

細かくみればもっとあるんですが、大きく分けてこの5つが大事になっています。

論理思考力

社会人基礎力でもありましたが、
業種、職種、役職を問わず社会人として生きていくうえで業務のスピードとクオリティを効率よく高めるために必要不可欠なスキルです。

相手に伝えるときはもちろんですが、
自問自答する際にも論理的に組み立てて思考することでより正確な判断をすることができるようになります。

定量分析力

「なんとなく数字に苦手意識がある」という方は多いんじゃないでしょうか?
私自身も数字は大の苦手だったんですが、物事を経験や感覚ではなく、定量的な根拠を持って考察し、判断する能力というのはとても大切になってきます。

意思決定する際にしっかりと数字を根拠にした提案をすることで、
自分の提案が通りやすかったり、逆に提案されたものに対しても数字の面から意見することができるようになります。

交渉力(コミュニケーションスキル)

どんな仕事であっても、実現に向けて関係者を巻き込んで進めていかなくてはいけないという場面が必ず出てきます。

自分が論理的に考え、定量的に分析で来ていたとしても、立場や役割が違えばそれぞれの利害関係が発生します。

そういった中でいかに進めていくかという時に必要なのが交渉力(コミュニケーションスキル)です。

アカウンティングスキル

数字を扱うことは同じですが、定量分析とは違い、実際のお金の流れがどうなっているのかということを判断するのに必要なのがアカウンティングスキルです。

アカウンティングは「ビジネスの共通言語」とも言われており、
数字からその企業の戦略や活動の状況など、 企業の全体像を把握することができるようになります。

資料作成力

最終的に提案する際に必要になるのが、
企画した内容や分析した内容をまとめた資料になります。

いかにいい企画や分析ができても提案する資料がボロボロではせっかくの提案が台無しになってしまいます。

そこで、伝わる資料の作り方を学んでおくことは重要です。


以上が20代で身につけておきたいスキル5選になります。

次に、もう少し上の30代で身につけておきたいスキルを解説します。

30代で必ず身につけたいスキルランキング
  1. ネゴシエーションスキル
  2. ファシリテーションスキル
  3. 環境分析スキル
  4. プランニングスキル
  5. プログラミングスキル

ネゴシエーションスキル

20代で身につけた交渉力の発展的なスキルになります。
年齢が上がるとより上の立場の人と交渉する場面が増えてくるともいます。

立場や価値観の違いを乗り越え、単なるパイの奪い合いではなく、
新しい価値を創造するプロセスはビジネスパーソンにとっての必須のスキルと言えます。

より高度な仕事に取り組むためには、
関係者が納得し、新しい価値を創造するためのプロセス、技術が必要になってきます。

ファシリテーションスキル

こちらも20代で身につけたコミュニケーションスキルの発展的なスキルになります。

リーダーとして仕事で一定レベル以上の成果をあげるには、
「人を動かす」「人の知恵や意欲を引き出す」「複数の利害関係者の意見をまとめて合意形成を行う」ことが重要になります。

具体的に人を動かすためにどうすればいいのかということを知っている必要があります。

環境分析スキル

20代の頃は自分の目の前のことで精いっぱいだった人も、30代になってくるともう少し高い視点から周りが見えるようになってきます。
すると必要になってくるのが環境分析スキルです。

外部環境の変化や内部環境の変化があれば、それに伴って打ち手が変わってきます。
そういった状況判断に必要なのが環境分析スキルになります。

プランニングスキル

任される仕事も増えてくると、「自分のアイデアを新たなビジネスにしたい」、「会社で新規事業に携わることになった」といった状況が増えてきます。

そんな時に、新たなビジネスを始める際にどんな観点でプランを進めれば良いのか、
アイデアを形にし、事業として成り立つ仕組みをつくるにはどうするかというときに必要なのがプランニングスキルになります。

プログラミングスキル

世の中にある大半のサービスはデジタル化され、プログラミングされたシステムを使用して生きています。
エンジニアではない人であってもプログラミングに関する基礎知識も持っておく必要があります。

それは、この先自分がエンジニアになるということではなく、
新しいビジネスや仕組みを作ろうとするとエンジニアリング/プログラミングの力が必要であり、
そういった知識がないと考えの幅が圧倒的に狭まってしまうからです。

最新のテクノロジーの仕組みを理解し、ビジネスに生かすためにもプログラミングに関する基礎的な知識は不可欠な時代になっていると言えます。


20代、30代に分けて身につけたいスキルを解説しました。

社会で活躍するために求められるスキルの一覧はこちらになります。

社会で活躍するために必ず身につけたいスキル10選
  • 論理思考力
  • 定量分析力
  • 交渉力(コミュニケーションスキル)
  • アカウンティングスキル
  • 資料作成力
  • ネゴシエーションスキル
  • ファシリテーションスキル
  • 環境分析スキル
  • プランニングスキル
  • プログラミングスキル

結局、難しそう、、、と思いますよね。
私も初めはそうでした。

けれど、全てが別々のようで実はつながっており、
順序だてて学んでいけば誰でも身につけることが可能です。

では、具体的にどうやってスキルを身につけるのかについて解説したいと思います。

スキルを身につけるには?

スキルを身につけるうえで大事なことは、
インプット→アウトプットを繰り返すということです。

インプット【input】( 名 ) スル
①外部にあるものを内部に取り込むこと。特に,コンピューター内部にデータを取り込むこと。入力(にゆうりよく)。
②投入。投入量。 ↔ アウトプット

三省堂 大辞林

インプットとは、元々コンピューターにデータを取り込むことを指す、『入力』いう意味を持つ言葉です。
それが転じて『覚える・記憶する・体験する』をインプットすると表現します。

本を読んだり、動画を観たり、セミナーに参加したり、身近な人の話を聞いたりすることで
自分の中に新しい知識として記憶する/体験することでインプットを行っていきます。

アウトプット【output】( 名 ) スル
①内部に入っているものを外に出すこと。特に,コンピューターのデータを外部に取り出すこと。出力。
②産出。産出量。 ↔ インプット

三省堂 大辞林

一方でアウトプットとは、『出力』を指す、インプットの対義語です。
実際に行動したり、発信したり人に伝えること』をアウトプットと表現します。

このインプット(覚える・記憶する・体験する)とアウトプット(覚える・記憶する・体験する)を繰り返すことでスキルを身につけていくことができます。

アウトプットは職場や一人で考えるときなど普段から意識することで日常的に行うことができます。
なので、アウトプットする上で大事なことはインプットした内容を意識的に使ってみるということになります。

一方でインプットは意識すればできるかというとそういうことでもありません。
なぜなら、自分の知らない知識やスキルはどう頑張っても意識することはできないからです。

つまり、インプットを行う場合は外部のツールに頼ることになります。
そこで一例として私が実際に使用したツールをご紹介させていただきます。
もしよければぜひ参考にしてみてください。

グロービス学び放題(グロ放題)
国内最大級のビジネススクールを運営するグロービスが提供する高品質なビジネス知識を、
スマホで学べるオンライン動画学習サービスです。
忙しい社会人の方でも、いつでもどこでも学んで頂けます。

ビジネススクールを運営しているだけあって、
どんな業界でも使えるビジネススキルを学習することができます。

学べるスキル

論理思考力
定量分析力
交渉力(コミュニケーションスキル)
アカウンティングスキル
資料作成力
ネゴシエーションスキル
ファシリテーションスキル
プランニングスキル

グロービス学び放題(グロ放題)について詳しく解説した記事があるので、
ご興味がある方はぜひご覧ください!

Udemy
Udemyは世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、世界中の学びたい人と教えたい人をオンラインでつなぐサービスです。
日本では教育業で最大手のベネッセが事業パートナーとして協業をしています。
Udemyはグロービス学び放題(グロ放題)と違い、自分の興味のある講座を1講座から購入する形になります。
自分が必要だと思うスキルをピンポイントに学ぶことができるのでとてもおすすめです。

学べるスキル

論理思考力
定量分析力
交渉力(コミュニケーションスキル)
アカウンティングスキル
資料作成力
ネゴシエーションスキル
ファシリテーションスキル
プランニングスキル
環境分析スキル
プログラミングスキル

大前研一ビジネス講義
元マッキンゼーの日本支社長の経営コンサルタントの大前研一氏が経営する経営大学院ビジネス・ブレークスルー大学が提供するサービスです。

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こちらは、少し年齢や役職が高めの方がメインのターゲットになっていますが、
逆に、そういった方々はこういった場所で学びを得ているということを知れるのでとても貴重なサービスになります。
同じ目線でビジネスを見ることができるので、興味がある方は一度試してみてください。

学べるスキル

環境分析スキル

TECH CAMP プログラミング教養
プログラミングスクール運営で有名な株式会社divが運営するプログラマーを目指さない方への
プログラミングスキル教室です。

プログラミングを初めて学ぶ場合、何からやっていいか分からないというのが最大の悩みになります。
すると、ほとんどの人は自分一人では続けることができなくなり挫折ということになります。

これからの社会人に求められるスキルとしてかなり需要があるのがプログラミングを理解していることです。
カウンセリングやオンライン説明化などもあるので、興味がある方はまずはそちらに参加してみて話を聞いてみることをおすすめします。

学べるスキル

プログラミングスキル

社会で活躍するために必要な力(まとめ)

いかがでしたでしょうか?
社会で活躍するために必要なスキルというのは20代、30代で求められるものが違うということをご理解いただけたでしょうか?

ビジネススキルを身につけるにはインプットするだけではなく、むしろアウトプットの方が重要になります。

コロナでこれからどうなるか不安定な世の中になっています。

ぜひ、いまのうちに将来を見据え社会人の基礎スキルはもちろん、
社会で求められる能力を手に入れて活躍していただければと思います!

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